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【家づくりの基礎知識】ウッドショック最新情報!その対策とは?

こんにちは!ETUSUSの松永です。
今回は、2021年6月版、ウッドショックによる木材価格動向の最新情報をお話しします。

前回のブログでは、私たち木材業界のプロが2021年9月までの木材価格・住宅価格について大胆予測しましたが、今回は9月以降の価格予測をお話しします。今年住宅を購入したいのだけどどうすればいいの?と迷っていらっしゃる皆さん、この記事を読んでいただくと、最新の木材価格の動向、住宅価格予測、最適な解決策を知ることができます!ぜひ、最後まで読んでみてください。

今回は次の3つのテーマに沿ってお話しします。
1,最新の木材価格の動向・住宅価格予測
2,地域型グリーン化事業補助金がスタート
3,ねらい目はゼロエネ住宅!その理由は?

<1>最新の木材価格の動向・住宅価格予測

今もなお続いているウッドショック。
木材商社さん、製材メーカーさんから更に情報を集めた、6月末現在の最新の情報をお話しします!
木材価格は、4月以降予測どおり毎月10%~15%ずつ値上がりしており、早ければ9月には3月価格の約2倍になると予測していましたが、9月以降の先物取引価格がほぼ見えてきました!
米材・欧州材に関しては、3月価格の2.5倍~3倍アップの予測となります。つまり、9月価格より、さらに1.2倍~1.5倍価格があがるということになります。特に欧州材の現地メーカーの出荷量については依然厳しい状況が続いています。米材の出荷量については多少、多くなってきていますが、価格相場はさらに上がってくることが予測されます。これらの影響で国産材の需要が一段と高まり、価格上昇の加速は必至です。

家の土台や柱に使用されるヒノキやスギは9月以降、当初の予測の2倍を上回る、2.5倍と予測しています。まだまだ品薄状態が続いていますので、価格が下がることはなく、高いままの状態が続きます。
気になる住宅価格についてですが、6月末現在で、坪あたり3万円程度アップしており、7月以降もさらに2万円程度上がります。9月以降は、さらに3万円程度アップし、トータルで、坪あたり8万円程度のアップが考えられます。40坪の家を建てる場合、単純計算で320万円程度アップすることになります。ここまで値段が上がると、住宅を買いたくても買えない方が、かなり多く出てしまうのではないかと思います。今のタイミングで既に家づくりを進めている方や、これから進められる方については今からお話しする解決策をぜひ実行してみて下さい。

<2>地域型グリーン化事業補助金スタート

解決策としてランニングコストの低い家を建てること、そして地域型グリーン化事業の補助金を活用すること、この2つをお勧めします。
ここで補助金の状況をお話しします。6月10日に今年度の地域型住宅グリーン化事業の採択結果が発表されました。
第1期は10月31日までの申請が対象ですが、各グループでの補助金割り当て分が無くなるとその時点で終了します。
第2期は11月前半にスタートします。先着順となりますので数日で無くなる可能性もあります。その前に契約して工務店様に補助金活用の意思を伝えておきましょう。地域型住宅グリーン化事業の補助金は全部で3種類ありますが、
活用しやすい順番で言えば、
1位、認定低炭素住宅 2位、長期優良住宅 3位、ゼロエネ住宅の順です。
これらはそれぞれに必要な条件がありますが、ETUSUSは標準仕様で全ての認定条件をクリアしています。

さらに次の条件に合うとさらに補助金が加算されます。
●グループの指定する地域材を利用するとプラス30万円
●お施主様が40歳未満または18歳未満の子供と同居する場合、プラス30万円
●3世代が同居できる住宅となるように、キッチン、浴室、トイレ、玄関のうちいずれか2つを2カ所以上設置した住宅とするとプラス30万円

あてはまる方は必ず工務店様に申請しましょう。ただし、枠がなくなると使えませんので覚えておいてください。

<3>ねらい目はゼロエネ住宅!

地域型住宅グリーン化事業でお勧めする補助金はズバリ、ゼロエネ住宅です。
全国的な傾向ですが、ゼロエネ住宅は比較的、枠に余裕があり、余っている確率が高いです。ゼロエネ住宅は太陽光発電を設置する必要があるため、イニシャルコストがあがります。しかし、住んでから掛かる月々の電気代が下がりますし、売電収入を得られますので、ランニングコストを生涯という長いスパンで考えると、間違いなくイニシャルコスト以上のお得な暮らしができることになります。

どれくらいお得になるかと言うと、ズバリ、50年で211万円お得になります。太陽光発電は設置費用と50年間のメンテナンス費用を合わせたコストで228万円かかります。しかし、ランニングコストの効果は50年間で439万円あります。差し引いて50年間で211万円もお得になるのです。

しかし初期投資となるイニシャルコストが上がるという理由から、太陽光発電を諦める方が多いようですが、「ETUSUS」ではゼロエネ住宅プランもご用意しており、一般的な注文住宅と比べて圧倒的に低価格で建てることが可能です。
長期優良住宅や認定低炭素住宅は第1期の補助金がなくなると、第2期の補助金先着順スタートの11月前半まで補助金活用が確約できないのですが、ゼロエネ住宅なら、枠が余っている可能性が高いので、補助金が活用できるか確認してから工事をスタートすることができます。これから住宅購入される方も補助金がもらえるチャンスです。
ゼロエネ住宅で補助金を上手く活用すれば、このウッドショック下でもお得に住宅を建てることができます。

2021年7月に富山と福井でETUSUSのゼロエネ住宅仕様のモデルハウスがオープンします。
ぜひご見学されてみてはいかがでしょうか。

 

中田工務店さん展示場

水元工務店さん展示場

 

 

 

 

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