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【家づくりの基礎知識】太陽光発電はつけるべき?満足度90%超で後悔する人はほぼいない事実

今回は、新築の際に「太陽光発電を設置した方がいいのかな?」と悩んでいる方におすすめの記事です。

まず答えからお伝えすると、様々な客観的なアンケートを見ても90%以上の方が満足しており、太陽光発電システムは付けた方がいいです。

その理由を記事でくわしく解説していきます。

太陽光発電って元が取れないんじゃないの?すぐ壊れたりしない?と疑っている方も、ぜひ最後までご覧ください。

・太陽光発電は設置費用がかかるものの、なんと9割以上の方が発電量や節電効果に対して満足している

・昨今の太陽光発電は、売電で稼ぐシステムではなく「高い電気代を買わないため、自分で電気を創るシステム」という位置づけ

・北陸電力のオール電化向けプラン(時間帯別契約)にしている場合、太陽光発電がないと高い電気を買うことになり、むしろ損になる可能性もある

・北陸では発電量が稼げないのでは?と思う方が多いですが、冬季以外は他のエリアに比べて発電量が多く、東京と比べても年間で1割程度の差しかない

・長く見積もっても、おおむね15年程度では償却できる計算で、今後の北陸電力の値上げによっては、償却期間がさらに短くなります

 

<1>太陽光発電の満足度は90%超

まずSNSなどを見ていると、よく太陽光発電に否定的な意見を見ることがあります。

しかし、これは結論から言えば、太陽光発電の本質を理解していない可能性が高い投稿が多いです。

ましてや、自宅に付けてもいない人が、言っている可能性もあり情報を正しく見極める力が必要になってきます。

<1-1>太陽光発電の満足度のアンケート

出典:タイナビ/太陽光発電設置者の98.4%が満足!アンケート調査で明らかに

上記は、太陽光発電の比較を行うサイトを運営しているタイナビが実施したアンケートです。

こちらのアンケートでは、太陽光発電の設置に対して満足度は実に98.4%となっており、驚異的な満足度です。

同様の調査をSUUMO(出典:SUUMO)でも取り上げていますが、こちらの調査でも太陽光発電の満足度は92.4%となっており、基本的に満足する方の方が圧倒的に多い結果となっています。

このように、設置された方の客観的なデータでは満足度が高い太陽光、その理由をみていきましょう。

<2>太陽光発電をつけて良かった理由3つ

太陽光発電をつけてよかった、という方に多い満足する理由を3つピックアップしました。

<2-1>発電量が多く日々の電気代の節約になる

太陽光発電は設置費用がかかるものの、一度設置してしまえば晴れている時には電気を創り出すことができます。

出典:福井新聞

上図は、北陸電力の2023年の値上げ幅を表しています。

2024年も直近では5月に値上げ予定があったりと、昨今の電気代は安くなることは少なく、値上がり傾向であることは間違いありません

みなさんも普段の生活から実感されていると思いますが、世界的なインフレやエネルギー価格は高止まり・値上げを続けている状況です。

太陽光発電は、売電(発電した電気を電力会社に売ること)で稼ぐシステムと考えている方も多いですが、昨今の住宅用の太陽光発電はエネルギーの自給自足を促すものです。

太陽光発電は昼間に発電しているとき、冷蔵庫や照明など自宅で電気を消費するようになっています。

このとき、自分で電気を消費しているときは、電力会社から電気を買わずに電気の自給自足を自動的にやってくれます

太陽光発電は、まさに「高くなった電気を買わずに自給自足できるアイテム」として人気が高くなっています。

<2-2>オール電化契約との相性がいい

出典:北陸電力

北陸電力管内でオール電化、いわゆる時間帯によって電力単価が異なる電力プランに加入すると「くつろぎナイト12(季節別時間帯別電灯[夜間12時間型])」というプランになります。

このプランの特徴は深夜時間帯に単価が安いため、エネルギーをたくさん使うエコキュートを採用している場合に相性がいいプランです。

しかし、このオール電化向けのプランですが、1つ落とし穴があります

深夜時間帯は安いものの、特に平日(夏はさらに高い)の昼間は電力単価が高くなる点です。

このプランに太陽光発電を組み合わせると、昼間に発電する太陽光発電との相性がよく、太陽光発電を設置するメリットが非常に大きいです。

このことから北陸電力など電力会社のオール電化向け電力プランを考えると、太陽光発電がないと、むしろ損をしている可能性すらあります。

<2-3>災害時(停電時)にも活躍する

太陽光発電をつけてよかった!と思っている方の多くが、上記で解説した電気代の節約になりますが、いざという時も太陽光発電があると安心です。

先日の令和6年能登半島地震では、大規模な停電はなかったものの、停電がおきると復旧に数日程度かかる場合もあります。

他のエリアでの過去の事例をみると、太陽光発電があった家は炊飯器でご飯が炊けたり、スマホの充電やテレビを見ることができたという話が多くあります

昨今、北陸も地震を含めて不安定な状況が続いており、長く住み続ける住宅だからこそ、太陽光発電で安心感が高い家づくりをしておくことがおすすめです。

<3>北陸でも太陽光発電はつけるべき

出典:シャープ発電量シミュレーション(金沢市)

北陸では発電量が稼げないのでは?と思う方が多いですが、結論から言えば「設置する意味はあります」

上図は、シャープのシミュレーションを使って計算したグラフですが、石川県金沢市で太陽光発電5kWを設置した時の初期費用の回収曲線を表しています。

これを見ると約150万円の設置費用は、節約できる電気代によって12年目で逆転していることがわかります。

ひと昔前は10年足らずで回収できる時期もありましたが、その頃は初期のシステム価格も高かったですが、昨今はシステム価格も落ち着いた価格になっておりお求めやすい価格帯になっています

このように、ある程度余裕を見ているメーカーのシミュレーションでも15年以内に元が取れる結果となっており、北陸でも設置する方がおすすめと言えます

<3-1> 豪雪地帯の北陸でも太陽光発電の発電量は確保できる

出典:シャープ・カタログ

豪雪地帯の北陸は冬に発電しないと思っている方も少なくないでしょう。

上図は、シャープのカタログからの抜粋ですが、5.06kWの太陽光発電設置時、金沢市の年間発電量は「6,269kWh」です。

東京や大阪と比べて発電量は少ないものの、実は1割程度しか変わらない結果になっています

この理由は、冬季の発電量が落ちるものの、夏季は太平洋側に比べて台風なども少なく気候も安定しているため、冬季以外の発電量が他のエリアより多くなる傾向があり、年間を通じての発電量はそこまで差はありません

まとめ

エツサスでは、太陽光発電の設置も新築時におすすめしています

特に断熱性・省エネ性が高い住宅仕様になっているため、元々電気を必要以上に使わなくても快適に暮らせる仕様になっています。

よって、太陽光発電との相性もよく、一層効率的な節電効果が見込まれます。

北陸ではまだまだ太陽光発電に対して “ 食わず嫌い ” な方が少なくありませんが、このように客観的なデータなどをみていくと、太陽光発電は予算が許せば「つけるべき」と言えるでしょう

エツサスでは、このように太陽光発電のシミュレーションなども行っていますので、気になった方はモデルハウスへご見学ください。

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