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【家づくりの基礎知識】新築で上手く補助金を活用しよう!その賢い方法とは【2025年度版】

今回は、補助金制度の上手な活用方法をお伝えしていきます。

その秘訣はズバリ「情報をいち早くキャッチすること」です。

コラム内では、情報を早くキャッチするための方法や、2025年(令和7年度)以降に家づくりを検討している方にとって有益な内容になっています。

それでは、早速このコラムの要点から見ていきましょう。

・新築に関わる補助金制度を利用するためには、申請時期を早めに抑えて慌てて提出しないようなスケジュール調整がもっとも重要

・新築に関わる補助金制度に申請するためには、間取りや概ねの仕様が決まっていないと申請すらできない

・補助金制度は国・自治体の予算で運用されていることから、スケジュールだけでなく国の制度や方針に大きく影響される

・慣れている住宅会社、プラン作成と計算が早い住宅会社であれば、補助金を活用した家づくりをすすめやすい

<1>新築の補助金を上手に使うにはスケジュール調整が大事

新築を建てることで、国や地方自治体(市町村)から補助金を受けることができる場合があります。

補助金を受けるために大事なポイントは、大きく分けて2つです。

1つが「住宅性能が一定の基準を超えていること」ですが、この基準は一般的な住宅会社であればクリアできる性能となっています。

もう1つの大事な点が、今回の “ 肝 ” である「スケジュール」です。

このスケジュールの調整を、先のことを見越して動かないと補助金を上手く活用するのは難しいと言えます。

<1-1>補助金の適用を受けるためには申請が必要

当然、補助金を受けるためには申請を出さないといけません。

その申請は、名前や建築予定地といった情報だけでは申請できません。

申請するためには、間取りが決まっており、その家ごとに計算で導き出す断熱性能や省エネ性能が決まっていないといけません

キッチンの色やクロスの色柄まで決める必要はありませんが、給湯器や空調機器はどのグレードにするか?などは決まっている必要があります。

こういった部分まで、「ある程度煮詰まった状態」でないと、申請自体が出せないという点を、まず知っておきましょう。

<1-2>補助金制度は情報が公開 ≒ 申請受付開始

補助金制度は、国の本予算もしくは補正予算で決定されて、年度のスタートなどのタイミングで発表されることが多いです。

詳細な情報が発表されてから、住宅会社に声をかけて…間取りを書いて予算を調整して…といった作業をしていると、申請期間に間に合わなかったり、締め切られてしまう可能性もあります。

そのためには、その補助金制度がオープンになる前に事前にキャッチしておけば、自分たちのスケジュールに合うように動くことができるわけです。

<1-3>補助金制度の予算は「早い者勝ち」が多い

先述の通り、補助金制度は国や自治体の予算枠の中で運用されています。

そのため、申請を受け付けた順番に予算が消化されていく、いわゆる「早い者勝ち方式」になっている制度が多いです。

中には申請開始と共に応募が殺到して、早期になくなってしまうような補助金制度もありますので注意が必要です。

なお、主に新築やリフォーム向けの補助金で、このようにオープンと同時に締め切ってしまうような制度はほとんどないため、慌てずに冷静に考えて頂いて大丈夫です。

<2>2025年度の新築・補助金制度を活用するスケジュール

2025年度(令和7年度)に家づくりをしようかな、2026年3月末ぐらいを目途に家を建てたいな、と思っている方は必見の内容です。

本内容は、政府の概算要求から書いている内容や予測が含まれているため、その点だけご留意ください。

<2-1>子育てエコホーム支援事業は2025年度もある?

結論から申し上げると、現時点(24年10月時点)では同様の制度の延長は未決定です。

2024年度の新築購入層からもっとも活用されている「子育てエコホーム支援事業」ですが、元々は補正予算で組まれている内容のため、今回の選挙などで見通しが不透明になっています。

住宅業界内では予算増額で延長、もしくは同内容の制度が出てくるのではないかという噂はありますが、あくまで噂程度になっています。

<2-2>ZEH支援事業は2025年度も継続濃厚

出典:資源エネルギー庁

環境省から発表された概算要求(来年度の予算を財務省へ要求する内容のまとめ)を見ると、今年度に行われているZEH支援事業は継続する趣旨の要請を出しています

来年度の補助金額は55万円/戸、断熱仕様などをアップさせたZEH+(ゼッチプラス)であれば90万円/戸、という内容になっています。

例年通りであれば、5月頃に申請が開始されますので、25年5月頃に間取りや仕様がある程度、固まっていると、スムーズに補助金制度に申請ができるわけです。

<2-3>前もってスケジュールを読みやすい補助金はZEH

出典:資源エネルギー庁

当記事を執筆している24年10月時点では、子育てエコホームの後継制度は未確定ではありますが、ZEH支援事業を活用する見立ては立てやすいです。

ZEH+であれば90万円の補助金を狙おうと考えると、先ほどお伝えした25年5~6月頃に間取りなどが決まっている状態から逆算していきます。

なお、2025年度のZEH補助金の情報は、こちらのブログで詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

【家づくりの基礎知識】2025年に家づくり検討者必見!住宅補助金先取り情報

余裕を持って検討ができるスケジュールは、以下のとおりです。

作成:エツサス

24年秋~冬にかけて、じっくり住宅会社やハウスメーカーの見学を経て、住宅会社の選定をしていきましょう

気になった会社には、検討している土地などで概算のプランや見積などももらいながら、具体的にすすめていくとよいでしょう。

最終的には25年春頃までに、どこの住宅会社で建てるか?を決めて、間取りや仕様の打合せを本格化していきましょう。

この中でゴールデンウイークあたりを目途に、補助金申請ができる前段階まで打合せができて、各種計算も完了していればあとは補助金の申請を開始と共に提出することができます。

なお、補助金のデメリットとして、工事を着工・完了させる日程等に縛りが出てくるものが多いため、工期などは住宅会社としっかり検討を重ねましょう

<3>補助金制度は国の動向などを注視する必要あり

補助金制度は国・自治体の予算で運用されていることから、スケジュールだけでなく国の制度や方針に大きく影響されます。

ただし、一般的に新築を建てようとする方は、業界関係者でもない限り、住宅に関わる制度変更などをキャッチすることは難しいです。

そこで、25年度あたりを目途に家づくりを検討している方であれば、複数の住宅会社に声をかけてみるのも1つの手です。

新しい土地情報などに加えて、こういった補助金情報など有益な情報を教えてくれるかも知れません

また、このような情報発信を経て、住宅会社としての信頼度も推し量れるのではないでしょうか?

<4>エツサスは標準で補助金適用の高性能+早急な対応が可能

今回のコラムでは、補助金制度の上手な活用方法をお伝えしてきました。

しかし、これも住宅会社側がしっかりアテンドできる会社、こういった性能の計算などに慣れている住宅会社でないと、意外と上手くいきません

実際に補助金制度は、大手ハウスメーカーが多く活用しているデータもあり、会社組織として慣れている会社に任せることが重要です。

エツサスでは、規格プランをご用意していますが、全プランで補助金に適用できる仕様になっています。

言い換えれば、プランも計算も見積もすぐにお出しすることができるため、補助金を活用した家づくりをすすめやすいです。

気になった方はぜひお気軽にエツサス株式会社、もしくはエツサス加盟店にご相談ください。

 

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