新築の計画を進める中で、太陽光発電を「載せるべき」か「載せないべき」か、迷われる方は多くいらっしゃいます。
特に北陸エリアでは、冬の天候を理由に損をするのでは?と不安に思う方も少なくありません。
今回は、北陸での日照時間のデータや高騰する電気代への対策を踏まえ、太陽光発電を搭載するメリットと回収の目安を分かりやすく解説します。
それでは、今回のコラムの結論です。
・結論として、太陽光発電は新築時に前向きに導入を検討して載せるべきシステムです
・北陸エリアの年間日照時間は、気象庁のデータ比較でも全国平均から10~15%程度の減少に留まるため、しっかり調べずに導入をやめると勿体ない
・上昇を続ける電気代への対策として、自宅で電気を創り出せる太陽光発電は非常に有用な設備である
・余剰電力でエコキュートを沸かしたり夏の冷房をまかなうことで、約10年で初期費用を回収できる計算になります
・エツサスではオプション対応が可能であり、費用対効果の高い5kW前後の搭載をおすすめ
<1>太陽光発電は「載せるべき」か?

家づくりを進める中で、太陽光発電の導入について悩まれる方は多くいらっしゃいます。
設置には初期費用がかかるため、本当に元が取れるのか不安に感じるのは当然のことと言えます。
しかし、結論からお伝えすると、これからの新築住宅において太陽光発電は「載せるべき」システムです。
<1-1>電気を創り出せる唯一の設備

その最大の理由は、太陽光発電が家庭で消費する電気を自ら創り出すことができる唯一の設備であることです。
昨今、世界的なエネルギー事情の変化などを背景に、電気代やガス代などの光熱費は上昇を続けています。
高い電気を買う量を減らし、自宅で創った電気を消費すれば、その分の電気代は実質的に無料となります。
毎月の固定費を確実に抑える手段として、太陽光発電は非常に理にかなった選択と言えます。
<2>北陸エリアでの発電量の真実と実態

北陸エリアで太陽光発電を検討する際、一番の懸念材料となるのが日照時間です。
冬は雪や曇りの日が多くて発電しないのでは?という不安の声をお客様からよくお聞きします。
たしかに冬季の発電量は減少しますが、年間を通したデータで見ると見方は大きく変わってきます。
<2-1> 全国平均との差は10~15%程度に留まる

気象庁が発表している過去の統計データ(平年値)を用いて、日照時間を比較してみましょう。
太平洋側の代表として東京の数値を基準にすると、北陸の各都市の年間日照時間は以下のようになります。

これらの数値を比較すると、北陸エリアの日照時間は東京などの平均的な地域と比べて約10~15%程度の下落に留まることが分かります。
冬場の日照時間が少ないという印象が強い北陸ですが、極端に日照時間が少ないわけではありません。
<2-2>冬季以外は安定した発電が見込める

北陸エリアの年間日照時間がそこまで極端に落ち込まない理由には、気候の安定性が関係しています。
北陸は冬季に雪や曇りが多い反面、春から夏にかけては太平洋側と比較して台風の接近が少なく、安定した晴天が続く傾向があります。
また、太陽光パネルは高温になりすぎると発電効率が落ちる特性があるため、猛暑の地域よりも北陸のような適度な気温を保ちやすい地域の方が効率よく発電できるケースもあります。
北陸エリアは春から秋にかけて十分な日射量が確保できるため、トータルの発電量としては十分に期待できる環境が整っています。
<3>高騰する電気代と電力プランへの賢い対策
太陽光発電の価値は、以前のような高い単価で売電して利益を得る時代から、創った電気を自宅で使って光熱費を節約する時代へと完全に変化しました。
この自家消費のメリットを最大限に活かすためには、電力会社の料金プランとの組み合わせが重要になってきます。
<3-1>北陸電力の深夜電力も値上がりしている

北陸電力管内でオール電化住宅を建築する場合、「くつろぎナイト12」などの時間帯別契約を選ぶことが一般的です。
これは夜間の電気代が安く設定されているプランですが、以前と比べて深夜電力の単価も大きく値上がりしています。
また、こうしたプランは夜間が安い代わりに、平日の昼間の電気代が割高に設定されているという特徴を持っています。
ここに太陽光発電があれば、単価の高い昼間の電気を買わずに、自宅で創った無料でクリーンな電気でまかなうことが可能になります。
<3-2>余剰電力の活用でエコキュートや冷房をまかなう

最近注目されている賢い使い方が、太陽光発電の余剰電力を活用したエコキュートの稼働です。
エコキュートはお湯を沸かすために多くの電力を消費するため、これまでは単価の安い深夜に稼働させるのが常識とされてきました。
しかし、値上がりした深夜電力を買うよりも、晴れた日の昼間に太陽光発電で余った電気を使ってお湯を沸かす方が経済的になります。
また、夏の暑い時期は日中から夕方にかけてエアコンを稼働させますが、この冷房にかかる電気代も太陽光発電でカバーできます。
高い電気を買わずに済む自家消費を徹底することで、毎月の電気代の請求額を下げることができます。
<4>投資回収の目安とエツサスのおすすめ
太陽光発電の導入において、初期費用をどれくらいの期間で回収できるかは大きな判断基準となります。
<4-1>10年程度で初期投資が回収できる計算に

現在の太陽光発電システムは機器の普及に伴い、以前に比べて初期費用が落ち着いた価格帯になっています。
前述したように、昼間の高い電気を買わずに自家消費を徹底し、余剰電力でエコキュートを沸かしたり夏の冷房費をまかなったりすることで節約効果は最大化されます。
現在の高止まりしている電気代をベースに試算すると、多くの場合、約10年程度で初期投資を回収できる計算になります。
パネルには10年以上の長期保証があり、機器の寿命も20~30年と言われています。
初期投資を回収した後の10年以上の期間は、すべてご家庭の経済的なプラスとなるため、長く住み続ける住宅において太陽光発電は確実におすすめできる設備です。
<4-2>エツサスでは5~6kW前後の搭載がおすすめ

エツサスでは、お客様のご希望や建物のプランに合わせてオプションとして太陽光発電システムを搭載することが可能です。
一般的なご家庭であれば、発電量と初期費用のバランスが最も良く、費用対効果が高くなりやすい5~6kW前後のシステムをおすすめしています。
そのポイントは、5.5kWのパワコン1台でまかなえるパネル最大量を搭載することです。
エツサスの住宅は元々、断熱等級7を標準とした高い断熱性と気密性を備えているため、少ないエネルギーで家中を快適な温度に保つことができます。
そのため、5~6kW程度の太陽光発電があれば、日中の冷暖房や生活にかかるエネルギーの多くを効率よくカバーすることが可能です。
まとめ

今回は、新築住宅において太陽光発電を「載せるべき」かについて解説してきました。
日照時間が少ないと思われがちな北陸エリアですが、年間を通して全国平均との差は10~15%程度に留まり、十分に発電効果を得ることができます。
電気代が上昇を続けるこれからの時代において、ご家庭で電気を創り出せる太陽光発電の価値はますます高まっていくでしょう。
余剰電力をエコキュートや冷房に賢く活用することで約10年程度での初期費用回収が見込めるため、予算が許せば前向きに導入をおすすめします。
エツサスでは、各ご家庭のライフスタイルに合わせた太陽光発電のシミュレーションや、最適な容量のご提案を行っております。
これからの時代に合った、光熱費を抑えて快適に暮らせる家づくりにご興味のある方は、ぜひお近くのエツサスまでお気軽にご相談ください。
