エツサスの家づくりを検討される際、多くのお客様から住宅の構造や安全性についてのご質問をいただきます。
今回は、大切なご家族の命と資産を守るための耐震性能や地盤調査、火災やシロアリへの備えなどをQ&A形式でご紹介します。
まずは今回のコラムの要点から見ていきましょう。
・全棟で耐震等級3を標準とし、品質の安定したプレウォール工法で繰り返しの地震にも粘り強く耐えます
・エツサスは全棟、一般的な壁量計算ではなく、より高精度な許容応力度計算を用いて積雪荷重まで考慮した耐震設
・通常のSS試験に加えて全棟で微動探査を実施し、その土地の揺れやすさを数値化してお客様へご報告します
・省令準耐火構造を全棟標準に設定し、万が一の火災時の避難時間を確保するとともに火災保険料も軽減
・揮発せず人体に優しいホウ酸処理を採用し、エツサスの基礎断熱工法と組み合わせることで長期間家を守ります
<1>耐震性能へのこだわり

地震大国である日本、特に能登半島地震も記憶に新しい北陸において、耐震性はご家族の命を守るための最も基本となる性能です。
エツサスの耐震性に対する考え方についてお答えします。
Q. 耐震性能はどのくらいですか?

A:現行の建築基準法の1.5倍にあたる「耐震等級3」が全棟標準です
エツサスでは、建物を支える構造にプレウォール工法を採用しています。
これは構造用合板と断熱材を工場で一体化したパネルを組み合わせて建てる工法で、現場での施工ムラを防ぎ、品質を一定に保ちやすい強みがあります。
柱や梁といった「線」だけでなく、壁という「面」で建物を支えるモノコック構造になるため、地震の力を分散しやすく、繰り返しの地震に対しても粘り強く耐える特性を持ちます。
Q. どの計算方法で耐震性を計算していますか?

A. エツサスでは全棟、「許容応力度計算(構造計算)」を実施しています
一般的な平屋~2階建て住宅で多く用いられる簡易的な壁量計算は、図面数枚で完了する簡易的なチェックに留まります。
一方、許容応力度計算(構造計算)は柱や梁の一本一本にかかる力まで詳細に検証する、より精度の高い計算方法です。
さらに、雪の多い北陸エリアでは、冬の積雪荷重も考慮した上で等級3を取得することが大切です。
屋根に雪が積もった状態で地震が起きると、建物の揺れは大きく増幅されるためです。
実は簡易的な計算方法である壁量計算は、2025年に法律の改正によって基準が見直されており、元々しっかりと構造計算された家を選ぶことが、資産を守るためにも重要な要素です。
<2>地盤調査で土地のリスクを知る

地震に強い家をつくるためには、頑丈な建物だけでなく、その建物を支える地盤の状態を正確に把握することが不可欠です。
Q. 地盤調査はどのように行いますか?
A. 一般的なSS試験に加えて、微動探査を全棟標準で実施しています
家を建てる際によく行われるSS試験は、地盤の硬さを測り、家が沈み込まないかを確認するためのものです。
しかし、これだけでは地震が起きたときに地盤がどれくらい揺れやすいかまでは分かりません。

エツサスでは、地盤が地震時にどの程度揺れやすいかを数値化する微動探査を追加で行い、調査結果はレポートとしてお客様にご報告します。
家を建てる前に自分の土地の地震リスクを正しく知ることが、長期にわたって安心して暮らすための大切な判断材料になります。
<3>万が一の火災への備え
Q. 火災への備えはどうなっていますか?

A. 省令準耐火構造を全棟標準としています
省令準耐火構造とは、隣家などから火をもらいにくく、また室内で火災が発生した場合でも延焼を遅らせる構造のことです。
これにより、ご家族が安全に外へ逃げるための避難時間を確保することができます。
また、火災に対する安全性が高いと認められるため、取得することで火災保険料が半額近くになるメリットもあり、将来の維持費を抑える効果も期待できます。
<4>見えない部分の防蟻・防腐処理
家を長持ちさせるためには、シロアリや木材の腐朽に対する対策も欠かせません。
Q. 防蟻処理は何を使っていますか?

A:人体に優しく効果が長持ちする「ホウ酸処理」を全棟標準で採用しています
一般的な農薬系の防蟻薬剤は揮発しやすいため、5年(高耐久で10年)ごとに再処理が必要な一方、ホウ酸は揮発しない性質で、一度処理すれば効果が長期間持続するという特徴があります。
また、エツサスが採用する基礎断熱工法は、床下の空気が室内を循環する仕組みになっています。
床下空間も室内と同じ環境として扱うことで足元の冷えを抑えたり、躯体そのものを長持ちさせる目的がありますが、その空気が室内に入るからこそ、人体への影響がない安全なホウ酸との相性が良いといえます。
まとめ

今回は、エツサスの家づくりにおける構造や安全性についてのQ&Aをご紹介しました。
耐震等級3の確保だけでなく、その根拠となる許容応力度計算や積雪の考慮など、北陸の気候に合わせた緻密な設計がご家族の命を守ります。
また、微動探査による地盤のリスク把握や、火災・シロアリ対策など、家が完成してからでは見えなくなる部分へのこだわりが、何十年も続く安心の暮らしを支えます。
さらに詳しく知りたい方はモデルハウス等で分かりやすくお伝えしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
