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【家づくりの基礎知識】富山県および富山市で適用できる新築補助金【2024年度・令和6年度】

富山市で新築するときに適用できる補助金制度を、わかりやすく紹介していきます。

国で実施する補助金(ZEHや子育てエコホーム支援事業など)と、県・市で行なう補助金が原則的に併用可能なものが多いです。

そのため、条件を上手く合わせれば、オトクに新築をすることができます。

それでは、まずは今回のコラムの要点から見ていきましょう。

・富山県からのは、新築向けの補助金で実質的に使えるものは少ない

・富山市の補助金では、ライトレール沿線他中心部に住むことで対象になる補助金がおすすめ(補助金額:30万円)

・富山市中心に住むことで適用になる「まちなか住宅取得支援事業」は、補助金額が50万円出るものの、対象となるエリアに土地を確保することが課題

・富山市ZEH導入補助事業は、申請数が少なく先着もしくは抽選ではあるものの、11月時点で申請数が少ないので、対象となる方は出してみるとよい

・富山市の補助金は、申請時期が着工前後どちらか、そして適用されるエリアなどを要確認

<1>富山県の補助金

結論からお伝えすると、残念ながら、令和6年度において富山県からの補助金で、新築に使いやすい補助金はありません。

県からの融資制度などもありますが、固定金利かつ貸出金額の制限から実質的には、一般の住宅ローンを利用する方がよいと言えます。

<2>2025年度(令和6年度)富山市の補助金

富山県は各市町村の補助金の方が充実しており、今回は特に人口の多い富山市を特集します。

なお、富山市の補助金同士は、基本的に併用できないものと考えてもらった方がよいです。

<2-1>富山市・公共交通沿線住宅取得支援事業

「公共交通沿線居住推進補助対象地区」と呼ばれる、ライトレール沿線や主要幹線道路の沿線上に居住を促進することを目的とした補助金です。

※クリックすると拡大画像を表示します。

「公共交通沿線居住推進補助対象地区」と呼ばれる、ライトレール沿線や主要幹線道路の沿線上に居住を促進することを目的とした補助金です。

同時に、新築する住宅は一定水準以上の性能が求められていますが、現在建てられる新築住宅であれば自動的に適用範囲となります。

これで基本の補助金額として30万円がもらえ、さらに申請者が対象地区以外からの流入であればプラスで10万円が適用されます。

次に紹介する「まちなか住宅取得支援事業」は、富山駅周辺の限られたエリアのため、富山市で土地から探して新築する方にとっては、こちらの補助金の方が適用できる可能性が高いでしょう。

なお、申請時期は認定申請をして認定がおりたのち、交付申請を行なう形です。

最初の申請である認定申請は、「住宅取得に伴う所有権保存登記日から6か月以内に申請」とありますが、適用可否のトラブルを避けるために工事着工前に申請することを富山市もおすすめしています。

■公共交通沿線居住推進補助対象地区

出典:富山市公共交通沿線居住推進事業制度要綱

※拡大PDFは上記リンクをご覧ください。

<2-2> 富山市・まちなか住宅取得支援事業

2つ目の制度は、富山駅周辺の「まちなか」に住まうことで適用される補助金です。

※対象エリアの詳細 はまちなか居住推進事業補助対象区域(PDF)をご覧ください。

駅近のエリアを探している方は、対象エリアがどうか?を確認しながら土地探しをしてもよいでしょう。

ただ、富山市の中でも特に人気のエリアになっているため、なかなか土地自体が出てこないエリアかつ、坪単価も少し高めの設定になっているエリアでもあります。

■まちなか住宅取得支援事業・対象エリア

出典:富山市まちなか居住推進事業制度要綱 8ページ

<2-3>富山市ZEH導入補助事業

※クリックすると拡大画像を表示します。

3件目は、富山市内でZEH以上に相当する性能がある新築を建築、もしくは購入した方が対象の補助金事業です。

<3>補助金制度を利用する上で知っておくとよいポイント

各制度の詳細については、募集要項などを確認する必要がありますが、おおむね共通して知っておくとよい基本的なポイントをお伝えします。

<3-1>補助金はだいたい先着順

補助金は、その制度を決めた自治体が予算を決めます。

その予算は数百万円~数億円など様々ですが、その予算を先着順に消化していく形で運用されることが多いので、まさに早い者勝ち。

自治体で行なう新築向けの補助金は、前年の申請数などをもとに、ある程度は余裕をもって運用することが多いですが、予算額に対する余裕はあらかじめ確認しておくと必要以上に焦らずに済みます。

なお、今回ご紹介した富山市の補助金は先着順と明記されていないものも多く、基本的には申請すればもらえるものと認識してもらってよい制度ですが、予算があるため申請前には念のために確認をしましょう。

<3-2> 補助金制度のスタートは4月~5月

補助金制度の成り立ちから考えると、公的機関の締めは一般的な「年度」(4月1日スタート)で動いています。

税金等で運用される補助金制度は、その年度の初めにスタートして予算を消化していく形がもっとも一般的です。

そのため、春~夏頃に申請を上げられるスケジュールで家づくりをすることが、もっとも自治体の補助金制度を利用しやすいと言えます。

なお、富山市のこれまでの制度遍歴を考えると、来年度も同様の制度が継続される可能性が高いため、来年度以降に家づくりをされる方も当コラムを参考にしましょう。

<3-3> 補助金の申請を出してから着工、に注意

補助金制度には、その申請および補助金を確保するタイミングも大事です。

一般的には建てる前に、必要書類が揃った時点(プランや間取りがほぼ確定して各種計算などを終えた状態)で自治体へ申請をかけることが多いです。

そして補助金制度の条件に合致しているかどうかの確認がなされた後、許可が降りて着工にうつります。

ただし、今回紹介している富山市の補助金制度は、事後申請になっているタイプもありますので、制度ごとの内容を「着工前に あらかじめ」確認しておくことが大事です。

まとめ

出典:ETUSUSのデザイン | エツサス|北陸の気候風土に最適な高性能住宅

今回は、富山県内で使える新築向けの補助金制度を紹介してきました。

エツサスでは、北陸の気候風土に最適な設計・性能とそのコストパフォーマンスの高さが特徴になっていますが、北陸各県の制度などにも精通しています。

建物のコストパフォーマンスだけでなく、さらに補助金制度や税制優遇をうまく組み合わせると、さらにオトクに家づくりができます

エツサスでは、今回ご紹介したような補助金制度を利用した家づくりのサポートも行っております。

標準仕様で、今回紹介した補助金制度をクリアできる高性能住宅であるがゆえ、建物に追加費用をかけずに済みます。

気になった方は、ぜひお近くのエツサスまでお気軽にご相談ください。

なお、2025年の国(省庁)が実施する新築向け住宅補助金の概要は、こちらの記事でも紹介しています。

【家づくりの基礎知識】2025年に家づくり検討者必見!住宅補助金先取り情報 | エツサス

▶2025年補助金制度の目玉!子育てグリーン住宅支援事業

 

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