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【家づくりの基礎知識】耐久性にこだわった家づくり~北陸の気候に合った構造とは~

こんにちは。エツサスの田村です。

みなさんは、家づくりで何を重視しますか?
外観デザイン、間取り、構造や性能、設備、価格など、家づくりにはさまざまな要素がありますが、
住宅の「耐久性」を気にしたことはありますか?
「耐久性」とは新築時の性能が外的要因や時間の経過によって劣化していくことに対し、どれだけ抵抗性があるかを示す性能です。日本の住宅の平均寿命は30年とも言われ、欧米諸国に比べて短いと言われています。あなたがこれから住む家は、30年と言わず、生涯快適に住み続けられる家にしたいですよね。家の耐久性を左右するポイントは構造です。

今回は構造選びにフォーカスして、次の3つのテーマに沿ってお話しします。

<1>家の耐久性を決める!見えない構造とは
<2>火災にも強い構造とは
<3>長期優良住宅は本当に長持ちするの?

<1>家の耐久性を決める!見えない構造とは

家の耐久性は、構造性能で決まると言っても過言ではありません。
「構造」とは、住宅の骨組みのことで、柱や梁・桁、壁、床などがそれに当たります。家を建てた後は壁紙やフローリングに隠れて見えなくなってしまう部分ですが、建物を支え、完成してしまうと簡単には変えることができない最も重要な部分となります。住宅の基礎となる構造性能ですが、実はこの「性能」自体も素材選びで耐久性が変わることをご存じでしょうか?

<耐震の耐久性>
大地震が起きた時にも耐える強い家にするためには、壁(耐震壁)の耐久性を高める必要があります。
また、北陸は冬の積雪時の対策が必要です。屋根に積もった雪の荷重は1mで約10トンにもなり、積雪荷重がある状態で地震が起こると建物の揺れは1.5倍以上に増幅します。
さらに、1度の地震に耐えられても2度目、3度目の地震で崩れてしまっては、耐久性が高いとは言えません。構造選びには、余震を含めた繰り返し地震にも耐える工法が最適です。
ETUSUSは地震の力や揺れを外壁面全体で受け止めるモノコック構造と繰り返しの余震に粘り強く耐える真壁サンドイッチ構造を組み合わせたプレウォール工法を採用しています。

<断熱の耐久性>
生涯快適な暮らしをするためには、断熱材の耐久性を高める必要があります。
実は、断熱材も築年数とともに劣化することをご存じですか?「新築時は暖かく快適に過ごせていたのに、年々、冬に寒く感じる」なんてこともあります。これは断熱材の劣化が原因かもしれません。
特に北陸は雨や雪が多く湿度が高いため、壁の中で結露を起こす壁体内結露が起こりやすく、カビや腐朽菌の発生により断熱材の劣化を早めてしまう可能性があります。湿気や結露に強い断熱材を使用することで、断熱材の劣化を抑えることができます。
ETUSUSは抜群の透湿抵抗性をほこる「フェノールフォーム」を採用し、内部結露を防ぎ劣化を抑えることで、新築時の快適さが長く続きます。

<2>火災にも強い構造とは

「木造住宅は火災に弱い」という印象をお持ちの方は多いかもしれません。
しかし、木造住宅でも「省令準耐火構造」に適合した住宅は火災に強く、万が一、火災が起きても被害を抑え、家族の命と財産を守ることができます。「省令準耐火構造」とは、外部からの延焼防止、各室の防火性能、他室への延焼遅延など、住宅金融支援機構が定める厳しい基準をクリアした住宅のことです。火災が起きても、倒壊や延焼を一定時間防ぐため、初期消火活動や避難をすることができ、被害を最小限に抑えることができます。自分の家の被害だけでなく近所への被害も最小限にできますね。
ETUSUSは、この省令準耐火構造をクリアしているため、万が一の火災にも強い構造で家族の安全を守ることができます。

<3>長期優良住宅は本当に長持ちするの?

長期優良住宅とは、長期にわたって良好な状態を維持できる住宅のことを言いますが、本当に長持ちするのでしょうか。
長期優良住宅を建てるには、耐震性、省エネルギー性、劣化対策、維持管理の容易性など複数の項目で国が定める基準以上の性能が求められます。つまり、高い性能をしっかり満たしている住宅ということですね。
例えば、劣化対策では構造躯体の劣化のしにくさを示す「劣化対策等級」の最高レベル、等級3の仕様にしなければなりません。等級3の水準は「75~90年程度、大規模な改修工事が不要となる程度の劣化対策が行われていること」と言われています。メンテナンスがしやすく、最小限の修繕費用で家を長持ちさせることができます。
多くの方が一生に一度となる家づくり、新築時の性能が生涯続く長期優良住宅を検討してみてはいかがでしょうか?

長期優良住宅について詳しく知りたい方はこちら

<まとめ>

家づくりでは見た目のデザインや間取り、キッチンなど実用面を重視する方も多いと思います。
しかし、それらが家の耐久性を上げることはありません。どんな構造を選ぶか次第でこれから建てる家の暮らしや生活が大きく変わります。何年住みたいのか、長いスパンで考えることが大切ですね。
ETUSUSは標準仕様で長期優良住宅を取得できる高性能住宅です。構造から建材すべてを、多雨多湿な北陸の気候特性に合わせて選んでいます。耐久性に優れた高性能住宅を一度モデルハウスでご体感ください。

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